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今日は 始めての 訪問入浴 があった

秋日に 照り映えている ゼラニュームの赤い花
ゼラニュームの花言葉は?

「慰め」

「君ありて幸福」

「真の友情」

「真実の愛情」

「友情」

「決意」

と数多く挙げられています

病人の、終の棲家を我が家にすると「決意」して3年。
在宅介護には限界もあり、入院も三度重ねざるを得なかった。

老老在宅介護を続けて行くにはいくつかの条件が必要になることも判ってきました。

介護力があること。

介護サービスが得られること。

筆陽樹、緊急時に医師、看護婦の支援体制があること。

etcです。

閑話休題

自宅の風呂場を使うことが、衰えた身体的機能から不可能。
先週からストップしたデイケア機能の一つに機械入浴があった。

入浴を何とかしてやりたい。
その希望に応える介護サービスが訪問入浴。
その訪問入浴が、今日から始められた。

今朝は7時半、ベッドの病人は「えーえ」とうめきのような声を出していた。

9時まえに「おきよう」と声をかけてパッド交換。
病人をベッドから起こした。

抱き上げ歩行介助で、ベッドサイドの肘付き椅子に座らせた。

朝食を始めた。
アミノ酸栄養剤50cc、を飲んだ。
入れ歯を入れた。
温泉卵1個分、少量ずつ口に入れた。今日は食べれた。久しぶりに食欲が看られた。

抗生剤クラリスの粉末と朝の薬の粉末とを蜂蜜で練り、ラコールを吸いながらの口に入れる。

ラコールは200cc飲めた。
ここで咳が出た。
喉に痰がたまってきた。


10時まえ。馴染みのM訪問看護婦が、やってきた。明日休日の振り替えサービスだ。

先ず診察をした。
36.7℃ 、血圧125/65、心音に結滞無し。
痰の音を聞いて、ベッドサイドに常備してある排痰装置を稼働させた。

喉にたまっていた痰を排痰チューブでとった。
鼻孔から採れた。

看護婦は排痰装置の使い方のコツを主夫に伝授した。

排便が不調であることについて相談した。
医療用の浣腸をすることにした。
看護婦の浣腸操作で大量の排便があった。

11時、看護婦達が帰った。

昼は3人のヘルパーが来た。
二人は新人。

昼食は、味噌汁と、ラコール100cc。

昼食後は直ぐ眠ってしまった。

14時半、訪問入浴サービスの3人が来た。
一人は看護婦で、入浴前の診察をした。変わりのないことを確かめた。

ベッド横に浴槽を設置した。長さ2メートル横幅1メートル深さ1メートル弱。
湯をそそいだ。
ベッドの病人を脱がせて、横のままあう向けに浴槽に浸けた。
前はタオルが被せてある。
浴槽の水中にはハンモックがあって身体を支えている。
湯加減を聞きながら身体を洗って貰っていた。

1時間で、訪問入浴サービスは無事終了した。
契約書類も作った。
毎週水曜のサービスになった。

17時、眠っていた病人が目を開いた。
元気そうである。
ベッドに寝たままの夕食になった。
30度に頭を上げてある。

アミノ酸栄養剤50cc、を飲んだ。

夕方用の薬と抗生剤クラリス粉末を蜂蜜に溶いた。これを小匙で口に入れた。口に入れながら主食のラコールを飲ませた。200ccは飲めた。

食後の噎せは無かった。

主夫は病人のパッドを交換した。
病人はテレビを観ながら、お茶を飲んだりしていた。

21時、おしゃべり縫いぐるみ『ヒロコ』が「ねむいよう」
今日も病人は『ヒロコ』の呼びかけにも一言の返事もしなかった。

夜食はやめた。逆流誤嚥が怖い。

今日のラコール摂取量は計700ccとすこしだった。 

入れ歯を外し、目薬を点眼。

病人の就寝は23時過ぎになった。

24時には夜用にパッド交換。
by namekawaID | 2005-11-02 22:25
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